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回転寿司チェーンから学ぶIT技術を利用した業務効率化 【勤勉エンジニアの怠惰ブログ】

2022.04.02

はじめに

みなさん回転寿司は好きですか?お手軽な値段でたくさんの種類の寿司を食べることができるので筆者は月に一度は回転寿司を食べに行きます。

最近の回転寿司チェーン店のほとんどのサービスは非対面で行われていることが多いですよね。
入店から、注文、会計の全てのステップにおいて非対面で行うことが可能で、オートメーション化されていることが評価が高く、エンジニアとしてどのような技術が使用されているのか疑問に思ったことがあります。
本記事ではそんな寿司チェーンで使用されているIT技術について現役エンジニアが分析を行い、紹介してみたいと思います。

顧客が体験するオートメーション技術

スマホで注文

筆者が最近回転寿司チェーンに通う中で、とても便利と感じることはスマホで注文できるようになったことです。
新型コロナウイルス対策も理由としてですが、席に備え付けられたタッチスクリーンを使わずに、自身のスマホから寿司を注文できるようになったのはとても嬉しかったです。


寿司を運ぶベルトコンベア

回転寿司の大きな特徴といえば寿司を運ぶベルトコンベアですよね。
回転寿司でベルトコンベアの普及が始まったのは1958年で、東大阪市で開店された「廻る元禄寿司 1号店」が祖であると言われています。
これは注文された商品をお客に運ぶというプロセスを完全自動化した革新的な技術といえます。さらに、無作為に寿司ネタをコンベア上で回しておくことで、お客が寿司ネタを手に取る機会を向上させる役割も担っていますよね。
配膳を完全に自動化したこのシステムは開発された1958年から現在までたくさんの寿司チェーンで利用されて続けていることが驚きです。


皿のカウントをタグで行う

回転寿司チェーンのスシローでは、寿司を運ぶ皿にチップが埋め込まれており、会計時に皿を数える際の効率化を図ったこのシステムのことをRFIDタグシステムと呼びます。
回転寿司チェーンのスシローでは、チップに皿ごとに設定された品物の値段の情報が含まれており、会計を頼むと店員さんがスキャナーを使って、山になったされをスキャンすることで合計金額を割り出していますね。
このプロセスには皿の数え間違いによる人的ミスを減らすのと、会計時の時間を大幅に短縮する役割があります。


無人で会計を行うセルフチェックアウト

これも最近になって、筆者がよくみるようになったと感じるシステムですね。
入店時に席案内として渡されたチケットに表示されるQRコードをレジにスキャンすることで、店員さんを介さずに会計を行うことが可能です。
スマホを利用したQRコード決済や、ID決済のようなキャッシュレス決済も利用可能なので、円滑に会計作業を行うことが可能になりました。


店舗の業務効率化技術

空き皿を回収する水路

有名回転寿司チェーンのくら寿司の各席に導入されている「ビッくらポン!」の空き皿投入口であるこちらの中身はどのようになっているがみなさんご存知ですよね。
筆者が子供の頃はこの投入口がどのようになっているのか疑問に思っていました。
この投入口の内部は水路のようになっており、洗い場まで使用済みの皿を流していく役割があります。
これも画期的な技術で、店員さんが空き皿を回収する作業を省略化することが可能です。


データベースを利用した店舗全体の商品管理

参照:IT Leaders

先ほど紹介したRFIDタグシステムには会計時チップを読み取って合計金額を割り出すだけではなく、店舗全体の商品管理を行う目的もあります。
このシステムによりチップ利用してをデータベース上で寿司を特定し、品質管理などを行うことが可能になりました。例えば、寿司がベルトコンベアに乗ってからある程度時間が経つと自動で排除されるというような用途で使用されたりしています。


ドバイ万博2020で紹介されるスシローの技術

2021年10月1日から2022年3月31日にて開催される「ドバイ国際博覧会」にて、『ドバイ万博日本館レストラン』としてスシローがオープンされました。
回転寿司の文化とIT技術が海外で紹介されるのは日本人として誇らしい気分になりますね。

  • ドバイ万博2020特設サイト

SUSHIRO Expo 2020 Dubai SUSHIRO is the top sales Kaiten sushi chain in Japan. At the sushiro-expo2020dubai.jp

-Expo2020 Dubai - SUSHIRO PARTNERS / Equipment manufacturer introduction movie


まとめ

回転すしチェーンで利用されるIT技術を見てみるを非常に精巧に構成されており、ほぼ全ての業務プロセスが効率化オートメーション化されていることがわかりますね。
回転寿司が、企業のDX化が成功した結果の一例としてとてもわかりやすいと感じたので紹介してみました。

参考文献

  • 佐藤昌司.“スシロー、超ハイテクな店舗の全貌…「回転すし総合管理システム」で顧客満足度を極大化”. Business Journal. 2019.07.17. https://biz-journal.jp/2019/07/post_109302.html, (2022/04/02)

  • 日川 佳三.“スシロー、店舗データ分析基盤をSnowflakeに刷新、寿司皿データの処理時間を85%以上削減”. IT Leaders. 2021.12.03. https://it.impress.co.jp/articles/-/22412, (2022/04/02)


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