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Flutterで開発しているアプリをiOSで実行する際にコードに問題がなくてもエラーで実行できないことがあります。
これだけではどんな問題が起こっているのか判断できませんが、スクールの生徒さんにFlutterを教えているなかで圧倒的に多いのがXcodeのSigning周りの問題です。
Flutter開発に慣れている方にとっては当然のことかもしれませんが、Xcodeを開いてSigning周りのエラーを取り除いておかないと、Android Studio等のエディタから実行することはできません。
おそらくほとんどのFlutter開発者がXcodeでよくする作業なので丁寧に説明したいと思います。
Finderでプロジェクトのフォルダを開き、その中にあるiosフォルダ内のRunner.xcworkspaceファイルを開くと、自動でXcodeが開かれます。
下画像内の赤で囲ったアイコンをクリックします。

下画像内の赤で囲った『Runner』をクリックします。

下画像内の赤で囲った『Runner』をクリックします。

下画像内の赤で囲った『Signing&Capabilities』をクリックします。

下画像内の赤で囲った『Automatically manage signing』にチェックを入れます。

これでほとんどの方は赤いテキストで出ていたエラーがなくなり、Flutterが実行できる状態になります。
もしこれで解決しない場合は、エラー文を読んで対応してください。
また、これはあくまでデベロッパーアカウントを持っている方向けの対応策で、別のデベロッパーアカウントから権限を得て実行する場合はProvisioning Profile を手動で設定する必要がある場合もあります。